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新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
昨年は大震災があり、どきどきの1年でしたが今年はどんな未来が待っているのでしょうか。
私事ながら、30歳を越えたということもあり、いわゆる後戻りの出来ない年齢になってきたんだなとも思っております。
自分のできることは何かと考えて、理学部数学科に進学したのが10年前。まぁ、数学以外の特技がなかったので行ったのは必然の流れですが、自分の限界を感じて、あと少し相場への興味と言うものも覚えて、社会に飛び出したのが6年前。社会人をやって直ぐに気がついたことは、自分がやりたいと思っていることをやると言うことが難しいと言うことと、やりたいと思うことがあってもやらせてもらえないということがとても辛くて苦しいと言うことだった。
最初の会社を飛び出てまた気がついたことは、中途の扱いと言うのはどこも酷いと言うもので、みんな自分のためにしか生きていないし、それが当たり前なんだと言うことと、そのことに気がつかなかった自分自身のおろかさだったような気もする。今でも思い出す。風邪を引いたらその時間は労働時間から省くので無理してでも5時半まで居なさいと言われたことや、仕事がとって来れない上司が飲みの席で「お前は放置だ」と言ってきたこと。そういう理不尽さから逃れて今の会社の上司に拾われたことはとても運が良かったんだろう。
今の会社は、大きい会社ではないがここで自分が思いついたことをどんどんやっていかないとクビを切られるんだろうけれども、そういう働き方のほうが自分にはあっているような気もするし、いつまで続くのか分からないけれども、どうせクビを切られるのならば、やれるかぎりやって納得いくまでやってから切られるほうがきっといいんだろう。
目の前の経済や業界動向は決して明るくないけれども、やれることをやっていく。そして、そうして自分はやっていったんだと言い切れるまでやっていく。そういう意味ではやることなんて去年も一昨年も今年も変わらないのだろう。
さて、今年1年がんばろうかなと。
昨年は大震災があり、どきどきの1年でしたが今年はどんな未来が待っているのでしょうか。
私事ながら、30歳を越えたということもあり、いわゆる後戻りの出来ない年齢になってきたんだなとも思っております。
自分のできることは何かと考えて、理学部数学科に進学したのが10年前。まぁ、数学以外の特技がなかったので行ったのは必然の流れですが、自分の限界を感じて、あと少し相場への興味と言うものも覚えて、社会に飛び出したのが6年前。社会人をやって直ぐに気がついたことは、自分がやりたいと思っていることをやると言うことが難しいと言うことと、やりたいと思うことがあってもやらせてもらえないということがとても辛くて苦しいと言うことだった。
最初の会社を飛び出てまた気がついたことは、中途の扱いと言うのはどこも酷いと言うもので、みんな自分のためにしか生きていないし、それが当たり前なんだと言うことと、そのことに気がつかなかった自分自身のおろかさだったような気もする。今でも思い出す。風邪を引いたらその時間は労働時間から省くので無理してでも5時半まで居なさいと言われたことや、仕事がとって来れない上司が飲みの席で「お前は放置だ」と言ってきたこと。そういう理不尽さから逃れて今の会社の上司に拾われたことはとても運が良かったんだろう。
今の会社は、大きい会社ではないがここで自分が思いついたことをどんどんやっていかないとクビを切られるんだろうけれども、そういう働き方のほうが自分にはあっているような気もするし、いつまで続くのか分からないけれども、どうせクビを切られるのならば、やれるかぎりやって納得いくまでやってから切られるほうがきっといいんだろう。
目の前の経済や業界動向は決して明るくないけれども、やれることをやっていく。そして、そうして自分はやっていったんだと言い切れるまでやっていく。そういう意味ではやることなんて去年も一昨年も今年も変わらないのだろう。
さて、今年1年がんばろうかなと。
初音ミク、日本代表アーティストに選ばれる
お久しぶりです。
既にブログを更新しなくなってしまって大分時間がたちますが、最近少し面白いなって思うことがあったので、心に残ったことを書き留めておくためにも更新をしておこうかと久しぶりにブログ記事を更新しました。
ここ最近で心に残ったこととして、Google ChromeのCMに初音ミクが使われたことがありました。
"Google Chrome Global Campaign" という、Lady GagaやJustin Bieber といった世界中のアーティストが出演していることで反響を呼んでいるものの日本代表として選ばれたみたいですが、非常にいい出来で感動してしまいました。
是非動画を見ていただきたいのですが、最後にある「初音ミク Virtual Singer」とあるあとに、CMの製作参加者のところを一気にスクロールして「Everyone, Creator」とあるのがとても印象的なものでした。
Lady GagaのCMと見比べてみましょう。
最後のほうになって、Lady Gagaの曲でダンスをする人たちを紹介した後に、 "Stay strong, little monsters"というスクリプトのあとにLady Gagaのアップがでて"Lady Gaga, mother monsters"というスクリプトが出てくるのが印象的だったのですが、カリスマ的なレディ・ガガを見て他の人たちが元気をもらうというようなコンセプトを感じました。
こういったカリスマではなく、"Everyone, Creator" と紹介する日本のGoogleに粋を感じてしまいます。あえて誤解する言い方をすればLady Gagaに相当するようなカリスマの人間が日本にいないということでもあるんでしょう。この日本においては出るくいは打たれるものであり、カリスマが育ちにくい環境であると、そういうことでもあるんだと。
ただ、カリスマが人々を引っ張っていくと言うのではなく、一人ひとりの才能あるクリエーターが各々の役割を全うして一つの作品を作り上げていくと言うのが日本らしさでもあるんだろうなと思います。一人ひとりはカリスマになるのではなくあくまでも初音ミクという仮想のカリスマのための礎になるために働いている。もちろん個々に素晴らしい才能を持っているんですがそれが力を合わせるとここまで素晴らしいものができるのかと感じさせてくれたことがとても感動できる内容でもありました。
皆で作り上げていき、皆で楽しむ。それが日本らしさと言うものでありこの国の文化と言うことなんでしょう。
いやはや、地域性をここまで見事に演出したGoogleにあっぱれです。
既にブログを更新しなくなってしまって大分時間がたちますが、最近少し面白いなって思うことがあったので、心に残ったことを書き留めておくためにも更新をしておこうかと久しぶりにブログ記事を更新しました。
ここ最近で心に残ったこととして、Google ChromeのCMに初音ミクが使われたことがありました。
"Google Chrome Global Campaign" という、Lady GagaやJustin Bieber といった世界中のアーティストが出演していることで反響を呼んでいるものの日本代表として選ばれたみたいですが、非常にいい出来で感動してしまいました。
是非動画を見ていただきたいのですが、最後にある「初音ミク Virtual Singer」とあるあとに、CMの製作参加者のところを一気にスクロールして「Everyone, Creator」とあるのがとても印象的なものでした。
Lady GagaのCMと見比べてみましょう。
最後のほうになって、Lady Gagaの曲でダンスをする人たちを紹介した後に、 "Stay strong, little monsters"というスクリプトのあとにLady Gagaのアップがでて"Lady Gaga, mother monsters"というスクリプトが出てくるのが印象的だったのですが、カリスマ的なレディ・ガガを見て他の人たちが元気をもらうというようなコンセプトを感じました。
こういったカリスマではなく、"Everyone, Creator" と紹介する日本のGoogleに粋を感じてしまいます。あえて誤解する言い方をすればLady Gagaに相当するようなカリスマの人間が日本にいないということでもあるんでしょう。この日本においては出るくいは打たれるものであり、カリスマが育ちにくい環境であると、そういうことでもあるんだと。
ただ、カリスマが人々を引っ張っていくと言うのではなく、一人ひとりの才能あるクリエーターが各々の役割を全うして一つの作品を作り上げていくと言うのが日本らしさでもあるんだろうなと思います。一人ひとりはカリスマになるのではなくあくまでも初音ミクという仮想のカリスマのための礎になるために働いている。もちろん個々に素晴らしい才能を持っているんですがそれが力を合わせるとここまで素晴らしいものができるのかと感じさせてくれたことがとても感動できる内容でもありました。
皆で作り上げていき、皆で楽しむ。それが日本らしさと言うものでありこの国の文化と言うことなんでしょう。
いやはや、地域性をここまで見事に演出したGoogleにあっぱれです。
今期はやっぱり、ピングドラムだね
お久しぶりでございます。
思ったこと、感じたことをありのままに書いておいて、いつか見返したときにどういうことが起きていたのか分かるようになったら嬉しいなって思って書き始めた当該ブログも気がつけば、8年になるわけで、院生時代のものから含めれば10年ぐらいになるのかと思うととても感慨深い限りです。
仕事については、まぁ、色々と最近はありすぎて、何が何だか分からないというのが感想ですが、やれることをたんたんとやると言う以上のことは出来ないでしょうし、まぁ、なるようになれというのが正解なんでしょう。
過度な負債は作らず、でも貯蓄したところで報われないことも分かっているので、保守的になりすぎずで過ごしております。
というわけで、輪るピングドラムですよ!
外人の作ったまどマギのファンページがFaceBookに出来ているんですが、ここでもよく「生存戦略ーーー」って言う声が聞こえてきておりまして、いやぁ外人の流れはまどかからペンギンに変わっているんだなと思いました。
ポイントはコミカルながら滅茶苦茶重い内容を書こうとしているんじゃないかって言うところですよ。
『輪るピングドラム』第6話・・少しずつだけど確実に話を進めていくね~ そしてリンゴちゃんの初夜ワロタww
というよりは、正しくは滅茶苦茶重い暗い話を、可能な限りコミカルに書こうとしているんじゃないかって言うべきかもしれません。ポップな音楽と大げさな演技演出、そしてコミカルに描くことで分かりづらくしているけれども、どこかしら暗さを思わせる人たち。
「きっと何者にもなれないお前たちに告ぐ」という台詞が実は最大の伏線なんじゃないのかなと思ったりもするわけです。物語が進むにつれて、如何にあの兄たちが何者にもなれそうにないのかと言うのがあらわになる一方で、「きっと」と言う言葉を残している。いやぁ、これはきっととことん落として最後にどんでん返しをするタイプだろうなと思ったりと化しているわけですが、まぁ、話が進まないと何もいえないさね。
とにかく、シュールかつ不条理でベールをしている感じがあるわけですが、丸の内線と95という数字はサリン事件を表しているんじゃないかとか、そういう憶測も流れるわけで非常にワクワクしてきます。
ネタバレが怖いからと思ってみてきませんでしたが、小説も出ているそうでして、この演出の質を楽しむと言う意味でも読んでみても良いかもしれません。
ではでは、生存戦略しましょうか!
思ったこと、感じたことをありのままに書いておいて、いつか見返したときにどういうことが起きていたのか分かるようになったら嬉しいなって思って書き始めた当該ブログも気がつけば、8年になるわけで、院生時代のものから含めれば10年ぐらいになるのかと思うととても感慨深い限りです。
仕事については、まぁ、色々と最近はありすぎて、何が何だか分からないというのが感想ですが、やれることをたんたんとやると言う以上のことは出来ないでしょうし、まぁ、なるようになれというのが正解なんでしょう。
過度な負債は作らず、でも貯蓄したところで報われないことも分かっているので、保守的になりすぎずで過ごしております。
というわけで、輪るピングドラムですよ!
外人の作ったまどマギのファンページがFaceBookに出来ているんですが、ここでもよく「生存戦略ーーー」って言う声が聞こえてきておりまして、いやぁ外人の流れはまどかからペンギンに変わっているんだなと思いました。
ポイントはコミカルながら滅茶苦茶重い内容を書こうとしているんじゃないかって言うところですよ。
『輪るピングドラム』第6話・・少しずつだけど確実に話を進めていくね~ そしてリンゴちゃんの初夜ワロタww
というよりは、正しくは滅茶苦茶重い暗い話を、可能な限りコミカルに書こうとしているんじゃないかって言うべきかもしれません。ポップな音楽と大げさな演技演出、そしてコミカルに描くことで分かりづらくしているけれども、どこかしら暗さを思わせる人たち。
「きっと何者にもなれないお前たちに告ぐ」という台詞が実は最大の伏線なんじゃないのかなと思ったりもするわけです。物語が進むにつれて、如何にあの兄たちが何者にもなれそうにないのかと言うのがあらわになる一方で、「きっと」と言う言葉を残している。いやぁ、これはきっととことん落として最後にどんでん返しをするタイプだろうなと思ったりと化しているわけですが、まぁ、話が進まないと何もいえないさね。
とにかく、シュールかつ不条理でベールをしている感じがあるわけですが、丸の内線と95という数字はサリン事件を表しているんじゃないかとか、そういう憶測も流れるわけで非常にワクワクしてきます。
ネタバレが怖いからと思ってみてきませんでしたが、小説も出ているそうでして、この演出の質を楽しむと言う意味でも読んでみても良いかもしれません。
ではでは、生存戦略しましょうか!
魔法少女、それは運命に抗う少女と運命を受け入れた少女の話だった
いつか書こうか書こうか非常に悩んでいるうちにタイミングも失った上、私のこのわけの分からないコンセプトのブログ以上にはるかに素晴らしい考察サイトが色々と更新をされていって、もう語ることなんてないんじゃないかななんて言う気持ちにもなります。
それでも、やっぱり逃げずに頭の中を整理して書いていかないと気がすまない自分が居ます。
あまり上手くまとまらないかもしれない、でも何とか話してみようと思うから聞いて欲しい。
話題の対象はもちろん、まどか☆マギカ
![魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] 魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51kDXEQIAnL._SL160_.jpg)
それでも、やっぱり逃げずに頭の中を整理して書いていかないと気がすまない自分が居ます。
あまり上手くまとまらないかもしれない、でも何とか話してみようと思うから聞いて欲しい。
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続・GSはオワコンなのか?
というわけで、実は前回書きたかった部分を書けていなかったので、続きを書きますです。
収益性や高給取りと言う面では、ヘッジファンドの時代になりそうだなと言うのが前回の内容でしたが、他の面ではどうなんだろうと言うことが今回の内容です。
Lehman破綻の後に退任してしまいましたが、前財務長官はかつてのGSのCEOであったポールソンが就任していたり、NY FEDのTreasury部門担当もGS出身者がやっていたという話もあるように、GSと政府の関係と言うものはとても深くなっております。
一部では、GSの「G」は「Goldman」ではなく、「Government」だなんていう声もあるぐらい、政府との関係は明らかであり、そういう意味ではGSが潰れると言うこともなければ、政策だってGSに有利になるようになるのではないかと言う観測もありました。
しかしながら、オバマ氏は完全にこういった金融界からのLobby活動を跳ね除けて、あの数千ページにも及ぶDodd Frank法を制定してしまいました。
こういった面から見ると、どうやら米国の政策が必ずしもGSに有利になるようにはならないということで、この点でもやはりGSには逆風が吹いているのだと思います。
かつては、政府までをも取り込んで自らの収益性に変えようとしていたGSは、大きく方向転換をすることを余儀なくされていきそうです。詳しい説明は専門家の方々に任せたいなと思いますが、バーゼル3の流動性規制などを見てみると、銀行業においても個人向け業務に重点を置いたほうが有利になるように設計されており、時代はリテールであり、やはりGSのような法人向けの投資銀行業務と言うものは廃れていくのかもしれません。
しかし、そんなGSですが最近は面白い動きが見えてきているようにも思います。
いや、GSだけではなく、JPM もCiti もモルスタもメリルもDB もBarCap もCS もUBS もRBS もHSBC もパリバもソジェンも、とにかく日本で業務を行っている外資系金融機関の動きが凄い。
日本なんて少子高齢化でこれから廃れ行くマーケットだろうと言うことがささやかれる中で、日本企業はグローバル化なんていって海外進出を進めていたわけですが、そんなタイミングでいよいよ大震災が起きてしまいました。
しかし、震災後の3月15日に、これら外資系投資銀行は日本での業務を続けると言っていました。
International Banker Association Japanというところに声明がありますが、
Major foreign financial institutions in Japan today reaffirmed that they are continuing to operate “business as usual”.
http://www.ibajapan.org/P279.html
という文面が出されました。
正直、日本の復興期待なんていうものも東電の計画停電の発表を受けて消え失せたと思った後でのこの文章だったので驚いてしまいました。「よくぞ、撤退しなかった。」と・・・。
今回の東日本大震災については、震災地での強盗被害といったものが少なく、日本人の震災に訓練されていることと、倫理性の高さが海外では非常に評価を受けていると言うことを聞いております。
今となって考えてみれば、そういった、世界から良い意味で注目を集めたマーケットを前にひるむと言うことは、今後も世界中で収益性を出す上で、ありえないことでしょう(確かに放射能が怖くて逃げた外人さんはいたと聞きますが、それは別の話として)。
どの企業も決して、今回の震災を受けているのにも関わらず、日本の成長について楽観視をしているわけではありません(多少の復興期待はあるでしょうが)。むしろきめ細かく考えた上で、深刻な状況であるという分析をしているように思います(例えば、こちらのモルガン・スタンレーMUFJのレポートでは、日本の状況についてはかなり悪い見通しを立てていました)。
しかし、それでもあの利益を負い続ける外資系金融はひるまずに日本での業務を続けようとしています。
ここから先はとても楽観的な私個人の予測と言うかもはや期待なのですが、こういった、ポジティブな評価があるところに収益性のチャンスと言うものがあると言うことを、各金融機関のトップたちは予感しているから残ったのではないでしょうか。
今更逃げてしまったらチキンだと馬鹿にされるからというのもあるのでしょうが、外資系金融機関が利益を出さないと言うことを許すことはありえないと思います。必ず何処かで回収をするシナリオがあるからこそ、残っているのだとも思います。
そういう意味も込めて、GSを含めた外資系金融機関には今後も是非頑張って欲しいなと思いますし、残り続けた彼らには、この日本と言うところを収益性の源にしてもらい、共に日本経済を豊かにしていけたらいいなと思います。
収益性や高給取りと言う面では、ヘッジファンドの時代になりそうだなと言うのが前回の内容でしたが、他の面ではどうなんだろうと言うことが今回の内容です。
Lehman破綻の後に退任してしまいましたが、前財務長官はかつてのGSのCEOであったポールソンが就任していたり、NY FEDのTreasury部門担当もGS出身者がやっていたという話もあるように、GSと政府の関係と言うものはとても深くなっております。
一部では、GSの「G」は「Goldman」ではなく、「Government」だなんていう声もあるぐらい、政府との関係は明らかであり、そういう意味ではGSが潰れると言うこともなければ、政策だってGSに有利になるようになるのではないかと言う観測もありました。
しかしながら、オバマ氏は完全にこういった金融界からのLobby活動を跳ね除けて、あの数千ページにも及ぶDodd Frank法を制定してしまいました。
こういった面から見ると、どうやら米国の政策が必ずしもGSに有利になるようにはならないということで、この点でもやはりGSには逆風が吹いているのだと思います。
かつては、政府までをも取り込んで自らの収益性に変えようとしていたGSは、大きく方向転換をすることを余儀なくされていきそうです。詳しい説明は専門家の方々に任せたいなと思いますが、バーゼル3の流動性規制などを見てみると、銀行業においても個人向け業務に重点を置いたほうが有利になるように設計されており、時代はリテールであり、やはりGSのような法人向けの投資銀行業務と言うものは廃れていくのかもしれません。
しかし、そんなGSですが最近は面白い動きが見えてきているようにも思います。
いや、GSだけではなく、JPM もCiti もモルスタもメリルもDB もBarCap もCS もUBS もRBS もHSBC もパリバもソジェンも、とにかく日本で業務を行っている外資系金融機関の動きが凄い。
日本なんて少子高齢化でこれから廃れ行くマーケットだろうと言うことがささやかれる中で、日本企業はグローバル化なんていって海外進出を進めていたわけですが、そんなタイミングでいよいよ大震災が起きてしまいました。
しかし、震災後の3月15日に、これら外資系投資銀行は日本での業務を続けると言っていました。
International Banker Association Japanというところに声明がありますが、
Major foreign financial institutions in Japan today reaffirmed that they are continuing to operate “business as usual”.
http://www.ibajapan.org/P279.html
という文面が出されました。
正直、日本の復興期待なんていうものも東電の計画停電の発表を受けて消え失せたと思った後でのこの文章だったので驚いてしまいました。「よくぞ、撤退しなかった。」と・・・。
今回の東日本大震災については、震災地での強盗被害といったものが少なく、日本人の震災に訓練されていることと、倫理性の高さが海外では非常に評価を受けていると言うことを聞いております。
今となって考えてみれば、そういった、世界から良い意味で注目を集めたマーケットを前にひるむと言うことは、今後も世界中で収益性を出す上で、ありえないことでしょう(確かに放射能が怖くて逃げた外人さんはいたと聞きますが、それは別の話として)。
どの企業も決して、今回の震災を受けているのにも関わらず、日本の成長について楽観視をしているわけではありません(多少の復興期待はあるでしょうが)。むしろきめ細かく考えた上で、深刻な状況であるという分析をしているように思います(例えば、こちらのモルガン・スタンレーMUFJのレポートでは、日本の状況についてはかなり悪い見通しを立てていました)。
しかし、それでもあの利益を負い続ける外資系金融はひるまずに日本での業務を続けようとしています。
ここから先はとても楽観的な私個人の予測と言うかもはや期待なのですが、こういった、ポジティブな評価があるところに収益性のチャンスと言うものがあると言うことを、各金融機関のトップたちは予感しているから残ったのではないでしょうか。
今更逃げてしまったらチキンだと馬鹿にされるからというのもあるのでしょうが、外資系金融機関が利益を出さないと言うことを許すことはありえないと思います。必ず何処かで回収をするシナリオがあるからこそ、残っているのだとも思います。
そういう意味も込めて、GSを含めた外資系金融機関には今後も是非頑張って欲しいなと思いますし、残り続けた彼らには、この日本と言うところを収益性の源にしてもらい、共に日本経済を豊かにしていけたらいいなと思います。
GSはオワコンなのか?
という題名が頭の中で浮かんだので、久々に日記を書いてみました。
ちなみに、内容は今から考える、というわけでもないですがちょっと思い浮かんだことを頭の中で整理しながら書いてみます。
ここでいうGSとはSG(ソウルジェム)を逆から読んだものと言うわけではなくて、みんなの憧れである高給サラリーマンを象徴する、Goldman Sachsのことです。
ゴールドマンサックスといえば、2006年の平均賞与が当時の為替レートで7300万円というニュースもまだ記憶に残っているような、投資銀行の雄とでも言うべき存在で、リーマン破綻後も衰えは見せず、日銀金融庁が作成した、金融システム上重要とされるSifis のリストの2番目にも位置づけられている(ソースはリンク切れ)まさに投資銀行の中の投資銀行です。
特にその中でも、トレーディング部門は花形中の花形とされているわけであり、トップトレーダーの給料などといったら、10億円は軽く超えるといわれます(2006年には$100mil貰ったトレーダーもいたと言われます)。
日本におけるGSは、外資系では珍しく新卒を中心に育てる主義の会社であるといわれ、その新卒採用は倍率100倍とも1000倍とも言われる中から厳選された人材が選ばれる、まさに難関中の難関と言う会社です(ちなみに私はこの会社を受けたことはありません。まぁ、受かる気はしませんが…)。
その中で更にトレーダーになれる人間は、1年に債券で、株式でそれぞれ1人いるかどうかというぐらいだと言われる世界であり、それだけ高給取りへの道は険しいということなのでしょう。
彼らの仕事っぷりもアグレッシブで、何かと話題になるディールの裏には彼らの仕事が見聞きされます。
また、収益への拘りっぷりも有名で、金にならない仕事はやらないが、金になる仕事であれば必ず彼らの影が見え隠れするということも同時に言えます。
私自身も、以前、担当のお客様から見聞きしたことのない金融商品の大口ディールについて意見を求められてしまい困惑したことがありましたが、その背景にはGSの提案があったようでした。
このGSという会社が素晴らしい金融技術と提案能力を兼ね備え、世界中のあらゆる顧客に対して、金融面でのサポートをしてきたことに間違えはないでしょうが、時代はGSに逆風になっているように見えます。
Lehman破綻後に、米政府はSifis (Systemically important financial insitutions) といわれる、大きすぎて潰せない(Too Big To Fail)金融機関を規制する、Dodd Frank法を制定しました。
そのページ数は数千ページにも及び、プロップトレードと言われる自己勘定によるトレーディングを大幅に規制するほか、ヘッジファンドへのアドバイザリー業務と言った今までの投資銀行の収益源であった業務に大きくのしかかる内容となりました。
そのほかにも、欧州ではBarsel 3と言った最新鋭の規制が進む中で、GSは収益性を失速させ、かつリスクを減らし始めたことが決算書からうかがい知れます。かつてのような、リスクを大きく取って信じられないような利益を出すということは、もはや規制上からも難しいのかもしれません。
かつては、花形と言われたトレーディング部門についても、著名トレーダーが投資銀行を退職してヘッジファンドを開くなどと言った動きもあり、ゴールドマンサックスについてもそれは例外ではないようです。
日経新聞にも出ておりましたが、世界のヘッジファンドには2兆ドル以上もの資金が集まっており、時代はまさに投資銀行からヘッジファンドへの時代になっているのかもしれません。
それでは、もうGSのような収益性を求める投資銀行と言うものは、魅力のない、枯れかけた花になってしまったと言うことなのでしょうか?
個人的には、そういうにはまだまだ早すぎるのではないかと思います。
かつてのように、大企業に勤めながら、100億円ものお金をもらえるなんていう夢のような話はもうないのかもしれませんし、今後は稼ごうにも規制と当局とのにらめっこをしながらしなくてはならないというような環境にはなるのでしょうが、ヘッジファンドという業界はまだまだ敷居が高くて、簡単に新卒の人間が入れるような業界ではありません。
ヘッジファンドのファンドマネージャーの経歴を見ていても、投資銀行のトレーダー出身者が多く、他にはIBやアナリストなどやはりセルサイドの人間が多いように思えます(もちろん、バイサイドの人間や弁護士、大学教授など出身自体は様々おりますし、全体を把握できない業界ではありますが…)。
今後、時代はヘッジファンドとなるにしても、投資銀行出身者がヘッジファンド業界を率いていると言うのであれば、投資銀行のカルチャーそのものは引き継がれると思いますし、投資銀行で経験をつんでいこうという人自体は絶えないのではないかと思います。
とは言え、現在の日本の金融業界がそうであるように、かつて日本のサラリーマンの花形だった邦銀から、現在の花形と言える外資系投資銀行のフロントに、若手の人が行くということが少なくなっているように、いつかGSのような投資銀行が「かつての花形」と言われるようになり、GS出身者であってもヘッジファンドへの門戸は簡単に開かなくなっていくのかもしれません。
しかし、そういう時代ではあれ、日本では法人税の減税が叶わない限り、ヘッジファンドの誘致も厳しそうですね。ヘッジファンドとか投資銀行とかそういう話をする前に、日本自体がどんどんと時代に後れていくのかもしれませんが。
ちなみに、内容は今から考える、というわけでもないですがちょっと思い浮かんだことを頭の中で整理しながら書いてみます。
ここでいうGSとはSG(ソウルジェム)を逆から読んだものと言うわけではなくて、みんなの憧れである高給サラリーマンを象徴する、Goldman Sachsのことです。
ゴールドマンサックスといえば、2006年の平均賞与が当時の為替レートで7300万円というニュースもまだ記憶に残っているような、投資銀行の雄とでも言うべき存在で、リーマン破綻後も衰えは見せず、日銀金融庁が作成した、金融システム上重要とされるSifis のリストの2番目にも位置づけられている(ソースはリンク切れ)まさに投資銀行の中の投資銀行です。
特にその中でも、トレーディング部門は花形中の花形とされているわけであり、トップトレーダーの給料などといったら、10億円は軽く超えるといわれます(2006年には$100mil貰ったトレーダーもいたと言われます)。
日本におけるGSは、外資系では珍しく新卒を中心に育てる主義の会社であるといわれ、その新卒採用は倍率100倍とも1000倍とも言われる中から厳選された人材が選ばれる、まさに難関中の難関と言う会社です(ちなみに私はこの会社を受けたことはありません。まぁ、受かる気はしませんが…)。
その中で更にトレーダーになれる人間は、1年に債券で、株式でそれぞれ1人いるかどうかというぐらいだと言われる世界であり、それだけ高給取りへの道は険しいということなのでしょう。
彼らの仕事っぷりもアグレッシブで、何かと話題になるディールの裏には彼らの仕事が見聞きされます。
また、収益への拘りっぷりも有名で、金にならない仕事はやらないが、金になる仕事であれば必ず彼らの影が見え隠れするということも同時に言えます。
私自身も、以前、担当のお客様から見聞きしたことのない金融商品の大口ディールについて意見を求められてしまい困惑したことがありましたが、その背景にはGSの提案があったようでした。
このGSという会社が素晴らしい金融技術と提案能力を兼ね備え、世界中のあらゆる顧客に対して、金融面でのサポートをしてきたことに間違えはないでしょうが、時代はGSに逆風になっているように見えます。
Lehman破綻後に、米政府はSifis (Systemically important financial insitutions) といわれる、大きすぎて潰せない(Too Big To Fail)金融機関を規制する、Dodd Frank法を制定しました。
そのページ数は数千ページにも及び、プロップトレードと言われる自己勘定によるトレーディングを大幅に規制するほか、ヘッジファンドへのアドバイザリー業務と言った今までの投資銀行の収益源であった業務に大きくのしかかる内容となりました。
そのほかにも、欧州ではBarsel 3と言った最新鋭の規制が進む中で、GSは収益性を失速させ、かつリスクを減らし始めたことが決算書からうかがい知れます。かつてのような、リスクを大きく取って信じられないような利益を出すということは、もはや規制上からも難しいのかもしれません。
かつては、花形と言われたトレーディング部門についても、著名トレーダーが投資銀行を退職してヘッジファンドを開くなどと言った動きもあり、ゴールドマンサックスについてもそれは例外ではないようです。
日経新聞にも出ておりましたが、世界のヘッジファンドには2兆ドル以上もの資金が集まっており、時代はまさに投資銀行からヘッジファンドへの時代になっているのかもしれません。
それでは、もうGSのような収益性を求める投資銀行と言うものは、魅力のない、枯れかけた花になってしまったと言うことなのでしょうか?
個人的には、そういうにはまだまだ早すぎるのではないかと思います。
かつてのように、大企業に勤めながら、100億円ものお金をもらえるなんていう夢のような話はもうないのかもしれませんし、今後は稼ごうにも規制と当局とのにらめっこをしながらしなくてはならないというような環境にはなるのでしょうが、ヘッジファンドという業界はまだまだ敷居が高くて、簡単に新卒の人間が入れるような業界ではありません。
ヘッジファンドのファンドマネージャーの経歴を見ていても、投資銀行のトレーダー出身者が多く、他にはIBやアナリストなどやはりセルサイドの人間が多いように思えます(もちろん、バイサイドの人間や弁護士、大学教授など出身自体は様々おりますし、全体を把握できない業界ではありますが…)。
今後、時代はヘッジファンドとなるにしても、投資銀行出身者がヘッジファンド業界を率いていると言うのであれば、投資銀行のカルチャーそのものは引き継がれると思いますし、投資銀行で経験をつんでいこうという人自体は絶えないのではないかと思います。
とは言え、現在の日本の金融業界がそうであるように、かつて日本のサラリーマンの花形だった邦銀から、現在の花形と言える外資系投資銀行のフロントに、若手の人が行くということが少なくなっているように、いつかGSのような投資銀行が「かつての花形」と言われるようになり、GS出身者であってもヘッジファンドへの門戸は簡単に開かなくなっていくのかもしれません。
しかし、そういう時代ではあれ、日本では法人税の減税が叶わない限り、ヘッジファンドの誘致も厳しそうですね。ヘッジファンドとか投資銀行とかそういう話をする前に、日本自体がどんどんと時代に後れていくのかもしれませんが。
日銀の国債引き受けとか
こんにちは。
金曜日はタモリ倶楽部とアニメのために夜が遅いいかさんまでございます。
今日は4月1日と言うことですが、ネタもなく、どうということもなく、普通に更新をしてしまいそうな予感でございますです。
さてはて、世間の一部では日銀の国債引き受けと言う話が盛り上がっている様子ですね。
【地震】全国知事会 日銀国債引受で80兆円確保を テレ朝news
10兆円規模「復興国債」発行へ 全額日銀が引き受け 産経ニュース
まぁ、案の定と言うかなんと言うか、それに対する市場参加者の反応はこんな感じだったみたいです。
〔アングル〕「国債日銀引き受け」ならインフレ発生と財政破綻、市場関係者が危機感 ロイター
復興国債の日銀引き受けの主張理由がわからない 牛さん熊さんブログ
で、現状こんな感じになったらしいとかどうとか。
〔MOFウォッチャー〕日銀の国債引き受け構想に火消し発言相次ぐ、金利上昇に懸念も ロイター
私自身も、遠かれ近かれ、市場に携わるような感じの人っぽいみたいなので、思わないところがないわけではないのですが、まぁ、第一印象としては正直意味が分かりませんでした。
いや、復興国債なんて高々20兆円程度だといわれているし、まぁ、1000兆借金している国に今更20兆円程度の借金が増えても、ちょっと長期利回りが上昇するだけなんじゃないの?市場って言う便利なツールがあるんだし、引き受けをする必要がないじゃんっていうのが正直な感想です。
加えて言えば、国債市場と言う透明性とか幅広い資金調達手段とかが担保出来る世界にそっぽを向いて、最初から日銀に買わせるのも意味が分からない。量的緩和みたいな効果を目指したいなら、市中で買わせればいいじゃんと思う(ちなみに、震災後の資金供給は市中買取とはまた少し話が違うと思うので、そこを混乱している記事は見ないようにしましょう)。
最初は、日銀引き受け推進派の主張も意味が分からなかったのですが、徐々に見ていく限りだと日銀の国債引き受け推進派の意見は下のtweetにまとめられているのかなと思っていたりします。
https://twitter.com/murakami_naoki/status/53595105885552640
金融緩和が足りないからデフレであることを、僕は論理的に否定できないからです。デフレの国では、効果が副作用を上回ると思うからです。
デフレだから、金融政策の一環としてやってみようぜって言うそういうノリなのかと。なるほど。確かに、市場にそっぽを向けて、日銀にしこしこ買わせて見れば、凄まじいインフレ効果がありそうですね。しかし個人的には例えデフレの国であっても、取り返しがつかなくなるリスクはあると思いますけれども。
全然知らない人から、「全然ないよ」って何か絡まれたりしたけれども、実は人見知りをするタイプなので勘弁してください…
いや、大丈夫かもしれないし、やってみなければ分かりません。但し、失敗したときに本気で取り返しがつかないんじゃないのかなとは思ったりするんですよ。ハイパーインフレは起きないかもしれない、でも起きるかもしれない。デフォルトは起きないかもしれない、でも起きるかもしれない。
市場に背を向けるって言うことは、「市場では調達できないということか?」と市場関係者に思われるリスクを背負うことだと思うのです。日本政府は市場からの調達を諦めたというネガティブな印象を与える可能性があるだろうとは思います。もしかしたら、「あぁ、デフレ対策ね、ハイハイ」で済むかもしれないけれども、「もう、日本、やばいん?」という印象を与えるかもしれない。ここばかりは、いざやってみたときの市場参加者全員の反応を見て考えなくてはならないので、今正しく分析することは不可能だと思っています。
特に震災後でもあるし、原発リスクもあるし、何が起きるかわからないので、リスクマネジメントをしてから発言をして欲しいなと思うところはあります。
最近読んだリスクマネジメントについての意見だと、以下の内容がとても応用の利く話だと思ったのでちょっと引用してみます。
損失事例ではロスカットを行うことが重要だが、今回の場合のようにロスカットが出来ない場合というのは、金融市場で言えばマーケットが消滅してしまったサブプライムCDOみたいなものだ。この状況で落ち着かせるために重要なプロセスというのは次のことをきちんと市場(人々)に織り込ませるプロセスである。
・ 最悪の状況とはなにか?
・ その最悪の状況においてどれぐらいの被害(損失)が発生するのか
・ その被害の連鎖において社会(市場)を維持するために最低必要な守るべきものは何か?あるいはもう維持不能なくらいなのか?
・ それに対して政府や担当当局がどのような方策を採るべきか?
・ 社会(市場)のパニックを抑えるためにどういう手段を提供すればよいのか?
一人の市場参加者から見た、原発リスク管理のまずさ 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)
もちろん、人によってはちゃんとリスクシナリオを持って、対処法も持っているのかもしれませんが、正直、推進派の方々から最悪の状況(ワーストシナリオ)とそれに対した方策やパニックを抑えるための手段についての説明が待てども中々やってこない。
個人的に、ワーストシナリオを考えてみるとしたら、やっぱり今後国債を買ってくれるのが日銀以外いなくなることなんだと思うんですよね。いやぁ、あくまで「ワーストシナリオ」なんで、別にそうじゃないかも知れませんが、確実に起きないということを述べるには、中々、非自明な命題だと思います(明らかにこんなシナリオは否定されると主張をするのならば、「デフレだから」とか一言じゃなく、人に理解できる形で教えていただけると幸いです)。
日銀が買うからいいのかといったら、まぁ、そういうことはあまり起きないわけで、日銀が国債を買うために例えばお金を刷ったとして、別に生産活動とか付加価値がついてお金が増えたわけじゃないんで、お金が増えた分お金の価値は下がります(日本全体での価値は変わらないけれども、お金の量が増えちゃったので、お金単体の価値は下がると、そんな感じかと)。まぁ、1割2割程度お金が増えたとしましょう。せいぜい100兆、200兆円ですよ。その程度ならば、1割2割のインフレで済むでしょう。
ところで、やっぱり国債は償還されるわけですし、財源も必要でしょう。でも、日銀しか相手が居ない。ならば、償還した国債も日銀が買えばいいわけです。
ここまでは、国債の借入額が増えなければ問題はないでしょう。まぁ、問題となるのは、財政規律が曖昧になって無作法に借りるようになったらということです。やっぱり景気が良くならない。財政出動したいけれども、1000兆あっても足りない、2000兆あっても足りない、そんな事態に仮になれば、まぁ、インフレになっちゃいますよね。結構取り返しのつかないタイプの。これは乱暴に言えば、国がお金を刷れば、GDPが増えるというような勘違いをしてしまったが故に起こることと言うことなのかなと自分なりに思っているしだいです。
「大丈夫だって、そんな財政規律を守らないような愚公をするわけないじゃない。いくら政治家が馬鹿だからって、過去の歴史からもう学んでいる」ってということを言って、このワーストシナリオを考えないということは思考の停止だと思います。あくまでも、ここはリスクマネジメントについて。まだまだ、起こりうる最悪の事態と言うものを歴史から拾い上げてみて、そういうことが起こらないための規律やマネジメントの策、また起こった場合の対処法についてを考えていく必要があると思います。
日銀国債引き受け推進派の方々が、こういう点について「大丈夫だ」というのならば、日銀引き受けと言う『禁じ手』をした場合に、どういう規律を作れば、破綻をせずに済むのか、市場の信頼を勝ち取ることが出来るのかと言うことを提示して欲しい。市場で消化できるものを、わざわざ市場で消化しないで、なぜかお金を刷っている。聞けばインフレを望んでいるらしいとか、じゃあ、それで市場は納得して、お金を日本に貸してくれるのか?財政規律を不安に思って、お金を貸し渋ってしまったり、市中の金利上昇を招かないのか?
最悪、市場からそっぽを向かれてしまったときのリカバリー方法を教えて欲しい。いや、リカバリーもせずにデフォルトを選ぶというのであれば、"living will"(破綻した際の処理方法)を書いて欲しい。
個人的には、デフォルトをする可能性も覚悟をする必要があるのかもしれないと危惧している。いや、しないとは思っているものの可能性として頭に入れているといったほうが適切かもしれない。市場にいたことのある人間としては、感覚的にはそれぐらい怖いことをやっているという気がしてしまう。まぁ、本当に国債引き受けで大丈夫となったら、市場関係者をやっている自分にとっては職を失うわけだから、それが怖いだけなのかもしれないけれども、やっぱり頭によぎってくるのは買ってくれる先を失うという恐怖感のほうが強い。
本当に国債の買い手が日銀以外に居なくなったらどうなるんだろうかと言うのは、ぞっとしてしまうシナリオだ。
とは言え、そういうリスクがあるにせよ、別に今すぐ自殺をしないといけないというほど追い込まれているわけでもない。
と言うのは、これで仮にデフォルトにでもなるのであっても、僕にとって失われるのはせいぜい少ない銀行資産ぐらいだ。
もちろん、僕がここまで育て上げられたのは、日本を豊かな国にしてくれた高度経済成長の世代や更に戦後の復興期の世代のおかげなわけでもあり、それを仮に失うということがあればその代償は信じられないぐらい痛いものなんだとも思っている。
それでも、上の世代が築き上げてきたものと同時に、受け継いできたものも少しはあるんじゃないかと思っていたりもする。苦労はさせられるのだろうし、美味しい思いなんていうものははるか遠い世界の話になるのだとも思う。それでも、這い上がった先に見える世界もあるのかもしれないと妄想だけはしておこうと思う。
古い世代の借金が、今まで築き上げてきたもの全てを失うことで清算されるとするのならば、清算後に僕ら若い人は頑張るしかないのだろうし、その運命を受け入れる覚悟をすればいいのだと思っている。
今、気になるのは、そういうことが起きないように、今日本を動かす責任を負っている人たちが、どれだけの努力をするのか、コミットしてくれるのか、納得させてくれるのか、そして仮に、万が一に、取り返しのつかない事態が起きたときに、どう対処するのか。それだけを指し示して欲しいと思う。
もしも、日銀引き受けをした後で長期金利が取り替えしのつかないほど暴騰したとして、その責任を「投機筋のせい」にでもするのであれば、本当に救いようがないと思う。そう言う人がこの国を引っ張ってきたのではないのだと信じていたい。
金曜日はタモリ倶楽部とアニメのために夜が遅いいかさんまでございます。
今日は4月1日と言うことですが、ネタもなく、どうということもなく、普通に更新をしてしまいそうな予感でございますです。
さてはて、世間の一部では日銀の国債引き受けと言う話が盛り上がっている様子ですね。
【地震】全国知事会 日銀国債引受で80兆円確保を テレ朝news
10兆円規模「復興国債」発行へ 全額日銀が引き受け 産経ニュース
まぁ、案の定と言うかなんと言うか、それに対する市場参加者の反応はこんな感じだったみたいです。
〔アングル〕「国債日銀引き受け」ならインフレ発生と財政破綻、市場関係者が危機感 ロイター
復興国債の日銀引き受けの主張理由がわからない 牛さん熊さんブログ
で、現状こんな感じになったらしいとかどうとか。
〔MOFウォッチャー〕日銀の国債引き受け構想に火消し発言相次ぐ、金利上昇に懸念も ロイター
私自身も、遠かれ近かれ、市場に携わるような感じの人っぽいみたいなので、思わないところがないわけではないのですが、まぁ、第一印象としては正直意味が分かりませんでした。
いや、復興国債なんて高々20兆円程度だといわれているし、まぁ、1000兆借金している国に今更20兆円程度の借金が増えても、ちょっと長期利回りが上昇するだけなんじゃないの?市場って言う便利なツールがあるんだし、引き受けをする必要がないじゃんっていうのが正直な感想です。
加えて言えば、国債市場と言う透明性とか幅広い資金調達手段とかが担保出来る世界にそっぽを向いて、最初から日銀に買わせるのも意味が分からない。量的緩和みたいな効果を目指したいなら、市中で買わせればいいじゃんと思う(ちなみに、震災後の資金供給は市中買取とはまた少し話が違うと思うので、そこを混乱している記事は見ないようにしましょう)。
最初は、日銀引き受け推進派の主張も意味が分からなかったのですが、徐々に見ていく限りだと日銀の国債引き受け推進派の意見は下のtweetにまとめられているのかなと思っていたりします。
https://twitter.com/murakami_naoki/status/53595105885552640
金融緩和が足りないからデフレであることを、僕は論理的に否定できないからです。デフレの国では、効果が副作用を上回ると思うからです。
デフレだから、金融政策の一環としてやってみようぜって言うそういうノリなのかと。なるほど。確かに、市場にそっぽを向けて、日銀にしこしこ買わせて見れば、凄まじいインフレ効果がありそうですね。しかし個人的には例えデフレの国であっても、取り返しがつかなくなるリスクはあると思いますけれども。
全然知らない人から、「全然ないよ」って何か絡まれたりしたけれども、実は人見知りをするタイプなので勘弁してください…
いや、大丈夫かもしれないし、やってみなければ分かりません。但し、失敗したときに本気で取り返しがつかないんじゃないのかなとは思ったりするんですよ。ハイパーインフレは起きないかもしれない、でも起きるかもしれない。デフォルトは起きないかもしれない、でも起きるかもしれない。
市場に背を向けるって言うことは、「市場では調達できないということか?」と市場関係者に思われるリスクを背負うことだと思うのです。日本政府は市場からの調達を諦めたというネガティブな印象を与える可能性があるだろうとは思います。もしかしたら、「あぁ、デフレ対策ね、ハイハイ」で済むかもしれないけれども、「もう、日本、やばいん?」という印象を与えるかもしれない。ここばかりは、いざやってみたときの市場参加者全員の反応を見て考えなくてはならないので、今正しく分析することは不可能だと思っています。
特に震災後でもあるし、原発リスクもあるし、何が起きるかわからないので、リスクマネジメントをしてから発言をして欲しいなと思うところはあります。
最近読んだリスクマネジメントについての意見だと、以下の内容がとても応用の利く話だと思ったのでちょっと引用してみます。
損失事例ではロスカットを行うことが重要だが、今回の場合のようにロスカットが出来ない場合というのは、金融市場で言えばマーケットが消滅してしまったサブプライムCDOみたいなものだ。この状況で落ち着かせるために重要なプロセスというのは次のことをきちんと市場(人々)に織り込ませるプロセスである。
・ 最悪の状況とはなにか?
・ その最悪の状況においてどれぐらいの被害(損失)が発生するのか
・ その被害の連鎖において社会(市場)を維持するために最低必要な守るべきものは何か?あるいはもう維持不能なくらいなのか?
・ それに対して政府や担当当局がどのような方策を採るべきか?
・ 社会(市場)のパニックを抑えるためにどういう手段を提供すればよいのか?
一人の市場参加者から見た、原発リスク管理のまずさ 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)
もちろん、人によってはちゃんとリスクシナリオを持って、対処法も持っているのかもしれませんが、正直、推進派の方々から最悪の状況(ワーストシナリオ)とそれに対した方策やパニックを抑えるための手段についての説明が待てども中々やってこない。
個人的に、ワーストシナリオを考えてみるとしたら、やっぱり今後国債を買ってくれるのが日銀以外いなくなることなんだと思うんですよね。いやぁ、あくまで「ワーストシナリオ」なんで、別にそうじゃないかも知れませんが、確実に起きないということを述べるには、中々、非自明な命題だと思います(明らかにこんなシナリオは否定されると主張をするのならば、「デフレだから」とか一言じゃなく、人に理解できる形で教えていただけると幸いです)。
日銀が買うからいいのかといったら、まぁ、そういうことはあまり起きないわけで、日銀が国債を買うために例えばお金を刷ったとして、別に生産活動とか付加価値がついてお金が増えたわけじゃないんで、お金が増えた分お金の価値は下がります(日本全体での価値は変わらないけれども、お金の量が増えちゃったので、お金単体の価値は下がると、そんな感じかと)。まぁ、1割2割程度お金が増えたとしましょう。せいぜい100兆、200兆円ですよ。その程度ならば、1割2割のインフレで済むでしょう。
ところで、やっぱり国債は償還されるわけですし、財源も必要でしょう。でも、日銀しか相手が居ない。ならば、償還した国債も日銀が買えばいいわけです。
ここまでは、国債の借入額が増えなければ問題はないでしょう。まぁ、問題となるのは、財政規律が曖昧になって無作法に借りるようになったらということです。やっぱり景気が良くならない。財政出動したいけれども、1000兆あっても足りない、2000兆あっても足りない、そんな事態に仮になれば、まぁ、インフレになっちゃいますよね。結構取り返しのつかないタイプの。これは乱暴に言えば、国がお金を刷れば、GDPが増えるというような勘違いをしてしまったが故に起こることと言うことなのかなと自分なりに思っているしだいです。
「大丈夫だって、そんな財政規律を守らないような愚公をするわけないじゃない。いくら政治家が馬鹿だからって、過去の歴史からもう学んでいる」ってということを言って、このワーストシナリオを考えないということは思考の停止だと思います。あくまでも、ここはリスクマネジメントについて。まだまだ、起こりうる最悪の事態と言うものを歴史から拾い上げてみて、そういうことが起こらないための規律やマネジメントの策、また起こった場合の対処法についてを考えていく必要があると思います。
日銀国債引き受け推進派の方々が、こういう点について「大丈夫だ」というのならば、日銀引き受けと言う『禁じ手』をした場合に、どういう規律を作れば、破綻をせずに済むのか、市場の信頼を勝ち取ることが出来るのかと言うことを提示して欲しい。市場で消化できるものを、わざわざ市場で消化しないで、なぜかお金を刷っている。聞けばインフレを望んでいるらしいとか、じゃあ、それで市場は納得して、お金を日本に貸してくれるのか?財政規律を不安に思って、お金を貸し渋ってしまったり、市中の金利上昇を招かないのか?
最悪、市場からそっぽを向かれてしまったときのリカバリー方法を教えて欲しい。いや、リカバリーもせずにデフォルトを選ぶというのであれば、"living will"(破綻した際の処理方法)を書いて欲しい。
個人的には、デフォルトをする可能性も覚悟をする必要があるのかもしれないと危惧している。いや、しないとは思っているものの可能性として頭に入れているといったほうが適切かもしれない。市場にいたことのある人間としては、感覚的にはそれぐらい怖いことをやっているという気がしてしまう。まぁ、本当に国債引き受けで大丈夫となったら、市場関係者をやっている自分にとっては職を失うわけだから、それが怖いだけなのかもしれないけれども、やっぱり頭によぎってくるのは買ってくれる先を失うという恐怖感のほうが強い。
本当に国債の買い手が日銀以外に居なくなったらどうなるんだろうかと言うのは、ぞっとしてしまうシナリオだ。
とは言え、そういうリスクがあるにせよ、別に今すぐ自殺をしないといけないというほど追い込まれているわけでもない。
と言うのは、これで仮にデフォルトにでもなるのであっても、僕にとって失われるのはせいぜい少ない銀行資産ぐらいだ。
もちろん、僕がここまで育て上げられたのは、日本を豊かな国にしてくれた高度経済成長の世代や更に戦後の復興期の世代のおかげなわけでもあり、それを仮に失うということがあればその代償は信じられないぐらい痛いものなんだとも思っている。
それでも、上の世代が築き上げてきたものと同時に、受け継いできたものも少しはあるんじゃないかと思っていたりもする。苦労はさせられるのだろうし、美味しい思いなんていうものははるか遠い世界の話になるのだとも思う。それでも、這い上がった先に見える世界もあるのかもしれないと妄想だけはしておこうと思う。
古い世代の借金が、今まで築き上げてきたもの全てを失うことで清算されるとするのならば、清算後に僕ら若い人は頑張るしかないのだろうし、その運命を受け入れる覚悟をすればいいのだと思っている。
今、気になるのは、そういうことが起きないように、今日本を動かす責任を負っている人たちが、どれだけの努力をするのか、コミットしてくれるのか、納得させてくれるのか、そして仮に、万が一に、取り返しのつかない事態が起きたときに、どう対処するのか。それだけを指し示して欲しいと思う。
もしも、日銀引き受けをした後で長期金利が取り替えしのつかないほど暴騰したとして、その責任を「投機筋のせい」にでもするのであれば、本当に救いようがないと思う。そう言う人がこの国を引っ張ってきたのではないのだと信じていたい。
円高について ~本当に投機筋は円を買ったのか?~
こんにちは。
寝るのが早くなりすぎて、朝が早すぎになっている、一人サマータイム制度導入中のいかさんまでござます。
今回の地震を受けてから、史上空前の1ドル76.25円をつけた円でございますが、安全資産としての円の買いとか、生保損保のレパトリ期待だとか、投機筋だとかが円を買っているだとか色々言われているわけですが、ちょっと頭の整理でもしようかなと思って、ブログに書いてみることにしました。途中ちょっとテクニカルな言葉が出てきますが、ご了承ください。
生保・損保について言えば、外貨資産は持っているものの殆どが為替ヘッジをしていること、ヘッジなし外貨資産は生保や損保の一般勘定よりは、年金保険といった投資目的の色が多い商品に紐付けられていることが多いことなどから、為替を絡めた外貨資産の売却と言うもの自体は少ないものと思います(資産運用方法が日本と異なる可能性のある外資系再保険会社も関わっているはずですし、外貨資産の売却がないとは言いません。国内においても地震保険は日本で市場取引が出来なくなることまで想定して資産運用をされるので、外貨資産で運用することが多いはずです。気になる人は日本自身再保険株式会社のディスクロージャーを参照してみてください)。
ですから、生保損保の外貨資産売却目的で売るという行動が今回の為替相場にあるとしたら、「そういう思い込みをした投機筋による円の買い」というほうが適切でしょう。
それでは、投機筋は今回の円高の際に暗躍したのでしょうか?
私はその点について私はとても懐疑的です。
第一に、76.25円をつけたのは、NY時間が終わってから東京市場が開く前のシドニータイムでありただでさえ市場の流動性が低い時間帯であること、
第二に、バークレイズのFXのシステムがダウンしていた状態と言うことであり、短期間であれトレードをするのにはあまりにも危険が多かった(誰だって、一度立てたポジションが決済できないかもしれないなんていう状況でトレードは出来ない)こと、
第三に、投機筋がシドニー時間に円を買う理由が分からない(なおとあるブログの管理人は「日本で救援活動に従事している米兵を問題の原子炉から80Km以内に入れないようにすると決めた」だけで「あっ!」ってなって直感的に円は「明らかに」買いと判断するらしいですが、僕にはわけがわからないよ)
が挙げられます。
それでは安全資産としての円買いでしょうか?
少なくとも、地震が起きて一番安全じゃなさそうになっている国は日本なので、安全資産の円と言うのはさすがにちょっとおかしいでしょう。そうじゃなくても、膨大な財政赤字をかかえているところにきて復興国債の発行などもあるでしょうし、財政赤字も増えるでしょう。なんで安全資産なのかも分かりません。
一番しっくりと来た説明は、金曜日に日経新聞に載っていた解説でした。
原発事故でなぜ円高? ドル買い・海外投資に慎重
経常黒字であり、元々低金利の国のため、円買いのフローが日本国内から実需としてある一方で、円売りの主体である日本の投資勢が外貨投資を控えたためというものです。
中期長期的にはこの説明がもっともしっくりとくるものではありました。もちろん、だからと言って火曜日のシドニー時間に円高になる説明にはなっていませんが、少なくとも投機筋に比べればまだ大分ましな説明に見えます。
さて、ここから先は不確かな情報になっていきますが、以下のブログの記事も参考になりました。
このところの為替の動き
この記事から引用しますとこんなことが書いていました。
証拠金業者さんの値洗いが6:00だそうで、そこで強制決済となった玉が殺到し、ちょうど市場の流動性が薄い中、数分で2円などという急激な値動きになった。
なるほどと。時間帯の説明もついているし、流動性が薄い中でも売らなくてはいけない需要があったという説明にはなっています。どんなに政府高官が「投機筋は許さない!」と言っても、強制決済では仕方ありません。さらに、強制決済のため、例えバークレイズのシステムが止まっていても売らなくてはいけないことに変わりはないということですよね。
個人投資家の皆さんにいたっては、ドル買い円売りをしていた筋はこれで強制決済をさせられ、円買いドル売りをしていた筋は「投機筋は許さない!」という強い信念のもとに行われた介入で泡を食った感じでしょう。
これ以外の情報としては、もはやリンクすらないのですがベンダーに出ていた、「USD/JPY 80.00 付近に 2000本のバリアオプション観測」というもの。
ちょっとテクニカルな話ではありますが、バリアオプションと言うのはある一定の水準(バリア)になると価値が無効になるノックアウトオプション、もしくは価値が発生するノックインオプションのことであり、通常のオプションとは違う不思議な振る舞いをします(ちなみに、今回は輸出勢の円買いに絡んだノックアウトオプションが多いものと思われます)。
オプションとは、買う権利(コール)、売る権利(プット)であり、買う権利を買ったら(ややこしい)経済効果としては、原資産を買うのに似た効果が、売る権利を買ったら資産を売るのに似た効果が出ます。
つまりは、コールを買って原資産が値上がりしたら、コールの価値は上がり、プットを買って原資産が値上がりしたらプットの価値は下がりますし、原資産が値下がりしたら逆の現象が起きます。ですから普通はコールを売ったディーラーは原資産を適当な量買ってヘッジを行います。
しかし、バリアオプションはそれとはかなり違う振る舞いをしており、今の水準よりも安いところにバリアがあるノックアウトコールオプションを買って資産が値上がりしたら、バリアにひっかかりづらくなってしまうので、コールの価値は下がります。つまり、ノックアウトコールの場合は原資産とは逆の経済効果を起こす可能性があるということですので、仮にノックアウトコールを売ったディーラーは原資産を適当な量売ってヘッジを行わなくてはなりません。しかし、バリアがついた瞬間にこのコールの価値は0になってしまうので、ディーラーはヘッジに使っていた原資産を大量に買わなくてはいけません。
今回、どんなバリアオプションだったのかという情報はありませんが、輸出業者が絡んでいるということは円買いであり、恐らく「80円を切ったら無効になるけれども、そうじゃなければ85円でドル売り円買いが出来る権利」というようなものではなかったのかと思われます。こういった取引は、単純に85円でドル売り円買いが出来る権利というものよりもコストが低くなることが知られています(その分、85円でドル売り掩蓋が出来る権利が無効化されるというリスクを背負う)。そうするとこれはノックアウトプットと思えるわけであり、ノックアウトプットを売ったディーラーがドル円でヘッジをするのであれば、80円がつくまではディーラーはドルを買って円を売り、80円を切った瞬間に今まで持っていたドル円ポジションを解消しなくてはいけないため、大量にドルを売って円を買うことになります(気になる人はこちらをどうぞ。Barrier Option Calculator )。
実際には、バリアオプションは単純なコールやプットの組み合わせでヘッジすることが出来ると知られており、ノックアウトプットを売ったディーラーがこういった原資産によるヘッジ(ダイナミックヘッジ)をしているとは考えにくいのですが、この背景にある単純なコールやプットのヘッジはダイナミックヘッジによるものですから、市場全体としては、80円がつくまではドルを買って円を売り、80円を切った瞬間に大量にドルを売って円を買うという主体が居たということにはなります。
とは言え、バリアオプションのヘッジとして持っているコールやプットが100%バリアオプションと同じ経済効果を出すようにすることは難しく、あくまで近似的にこういった動きになるわけですから、80円がついた瞬間に同時に多数のオプションディーラーが大量にドル売り円買いを行うわけではなく、もう少し分散化された動き(例えば80.5円ぐらいから円買いの主体が現れ始めて、80円ぐらいで更に円買いをする人が現れ、79.5円ぐらいになってまた新規に円を買う人が現れ、更に円高になっていくと円を買う人は減っていくというような具合)にはなると思われます。
ここから先は想像でしかありませんが、恐らくこのベンダーに流れていた80円バリアオプション以外にも、似たようオプションはあったのではないかと思います。79円や78円というところにもバリアはあったのかもしれませんが、それが例えばこの80円バリアオプションでストップが引っかかり、他のバリアオプションにも影響を与えたという可能性は否めません。
76.25円もの円高をつけるような、異常な相場は、主には流動性が低く、「板がない」状態で成されたものと思われるので、個人投資家の強制決済やバリアオプションのヘッジといったトレードを絶対にしなくてはならない主体によるものと考えます。
さて、最後になりますが、今回のように円買いが起きたときに投機筋投機筋と言われることについて、JPM 債券為替調査部長の佐々木融さんが証券アナリストジャーナルに書いている言葉を引用して締めたいと思います。
日本のメディアでは、円高になるとすぐに「海外投機筋による仕掛け的な円買い」をその背景として使う。実際に為替相場で発生していることを考えると、これほどいい加減、かつ無責任な報道はない。
―中略―
こうしたチャート分析上の重要ポイントを簡単にした抜けしてしまう場合、これは短期の投機筋主導のドル下落ではなく、何らかの理由でドルを売らなければならない主体によるドル売りが理由になっていると考えられる。
以上、「為替相場の正しい見方」 佐々木融 (証券アナリストジャーナル 2011年3月号)より引用。
寝るのが早くなりすぎて、朝が早すぎになっている、一人サマータイム制度導入中のいかさんまでござます。
今回の地震を受けてから、史上空前の1ドル76.25円をつけた円でございますが、安全資産としての円の買いとか、生保損保のレパトリ期待だとか、投機筋だとかが円を買っているだとか色々言われているわけですが、ちょっと頭の整理でもしようかなと思って、ブログに書いてみることにしました。途中ちょっとテクニカルな言葉が出てきますが、ご了承ください。
生保・損保について言えば、外貨資産は持っているものの殆どが為替ヘッジをしていること、ヘッジなし外貨資産は生保や損保の一般勘定よりは、年金保険といった投資目的の色が多い商品に紐付けられていることが多いことなどから、為替を絡めた外貨資産の売却と言うもの自体は少ないものと思います(資産運用方法が日本と異なる可能性のある外資系再保険会社も関わっているはずですし、外貨資産の売却がないとは言いません。国内においても地震保険は日本で市場取引が出来なくなることまで想定して資産運用をされるので、外貨資産で運用することが多いはずです。気になる人は日本自身再保険株式会社のディスクロージャーを参照してみてください)。
ですから、生保損保の外貨資産売却目的で売るという行動が今回の為替相場にあるとしたら、「そういう思い込みをした投機筋による円の買い」というほうが適切でしょう。
それでは、投機筋は今回の円高の際に暗躍したのでしょうか?
私はその点について私はとても懐疑的です。
第一に、76.25円をつけたのは、NY時間が終わってから東京市場が開く前のシドニータイムでありただでさえ市場の流動性が低い時間帯であること、
第二に、バークレイズのFXのシステムがダウンしていた状態と言うことであり、短期間であれトレードをするのにはあまりにも危険が多かった(誰だって、一度立てたポジションが決済できないかもしれないなんていう状況でトレードは出来ない)こと、
第三に、投機筋がシドニー時間に円を買う理由が分からない(なおとあるブログの管理人は「日本で救援活動に従事している米兵を問題の原子炉から80Km以内に入れないようにすると決めた」だけで「あっ!」ってなって直感的に円は「明らかに」買いと判断するらしいですが、僕にはわけがわからないよ)
が挙げられます。
それでは安全資産としての円買いでしょうか?
少なくとも、地震が起きて一番安全じゃなさそうになっている国は日本なので、安全資産の円と言うのはさすがにちょっとおかしいでしょう。そうじゃなくても、膨大な財政赤字をかかえているところにきて復興国債の発行などもあるでしょうし、財政赤字も増えるでしょう。なんで安全資産なのかも分かりません。
一番しっくりと来た説明は、金曜日に日経新聞に載っていた解説でした。
原発事故でなぜ円高? ドル買い・海外投資に慎重
経常黒字であり、元々低金利の国のため、円買いのフローが日本国内から実需としてある一方で、円売りの主体である日本の投資勢が外貨投資を控えたためというものです。
中期長期的にはこの説明がもっともしっくりとくるものではありました。もちろん、だからと言って火曜日のシドニー時間に円高になる説明にはなっていませんが、少なくとも投機筋に比べればまだ大分ましな説明に見えます。
さて、ここから先は不確かな情報になっていきますが、以下のブログの記事も参考になりました。
このところの為替の動き
この記事から引用しますとこんなことが書いていました。
証拠金業者さんの値洗いが6:00だそうで、そこで強制決済となった玉が殺到し、ちょうど市場の流動性が薄い中、数分で2円などという急激な値動きになった。
なるほどと。時間帯の説明もついているし、流動性が薄い中でも売らなくてはいけない需要があったという説明にはなっています。どんなに政府高官が「投機筋は許さない!」と言っても、強制決済では仕方ありません。さらに、強制決済のため、例えバークレイズのシステムが止まっていても売らなくてはいけないことに変わりはないということですよね。
個人投資家の皆さんにいたっては、ドル買い円売りをしていた筋はこれで強制決済をさせられ、円買いドル売りをしていた筋は「投機筋は許さない!」という強い信念のもとに行われた介入で泡を食った感じでしょう。
これ以外の情報としては、もはやリンクすらないのですがベンダーに出ていた、「USD/JPY 80.00 付近に 2000本のバリアオプション観測」というもの。
ちょっとテクニカルな話ではありますが、バリアオプションと言うのはある一定の水準(バリア)になると価値が無効になるノックアウトオプション、もしくは価値が発生するノックインオプションのことであり、通常のオプションとは違う不思議な振る舞いをします(ちなみに、今回は輸出勢の円買いに絡んだノックアウトオプションが多いものと思われます)。
オプションとは、買う権利(コール)、売る権利(プット)であり、買う権利を買ったら(ややこしい)経済効果としては、原資産を買うのに似た効果が、売る権利を買ったら資産を売るのに似た効果が出ます。
つまりは、コールを買って原資産が値上がりしたら、コールの価値は上がり、プットを買って原資産が値上がりしたらプットの価値は下がりますし、原資産が値下がりしたら逆の現象が起きます。ですから普通はコールを売ったディーラーは原資産を適当な量買ってヘッジを行います。
しかし、バリアオプションはそれとはかなり違う振る舞いをしており、今の水準よりも安いところにバリアがあるノックアウトコールオプションを買って資産が値上がりしたら、バリアにひっかかりづらくなってしまうので、コールの価値は下がります。つまり、ノックアウトコールの場合は原資産とは逆の経済効果を起こす可能性があるということですので、仮にノックアウトコールを売ったディーラーは原資産を適当な量売ってヘッジを行わなくてはなりません。しかし、バリアがついた瞬間にこのコールの価値は0になってしまうので、ディーラーはヘッジに使っていた原資産を大量に買わなくてはいけません。
今回、どんなバリアオプションだったのかという情報はありませんが、輸出業者が絡んでいるということは円買いであり、恐らく「80円を切ったら無効になるけれども、そうじゃなければ85円でドル売り円買いが出来る権利」というようなものではなかったのかと思われます。こういった取引は、単純に85円でドル売り円買いが出来る権利というものよりもコストが低くなることが知られています(その分、85円でドル売り掩蓋が出来る権利が無効化されるというリスクを背負う)。そうするとこれはノックアウトプットと思えるわけであり、ノックアウトプットを売ったディーラーがドル円でヘッジをするのであれば、80円がつくまではディーラーはドルを買って円を売り、80円を切った瞬間に今まで持っていたドル円ポジションを解消しなくてはいけないため、大量にドルを売って円を買うことになります(気になる人はこちらをどうぞ。Barrier Option Calculator )。
実際には、バリアオプションは単純なコールやプットの組み合わせでヘッジすることが出来ると知られており、ノックアウトプットを売ったディーラーがこういった原資産によるヘッジ(ダイナミックヘッジ)をしているとは考えにくいのですが、この背景にある単純なコールやプットのヘッジはダイナミックヘッジによるものですから、市場全体としては、80円がつくまではドルを買って円を売り、80円を切った瞬間に大量にドルを売って円を買うという主体が居たということにはなります。
とは言え、バリアオプションのヘッジとして持っているコールやプットが100%バリアオプションと同じ経済効果を出すようにすることは難しく、あくまで近似的にこういった動きになるわけですから、80円がついた瞬間に同時に多数のオプションディーラーが大量にドル売り円買いを行うわけではなく、もう少し分散化された動き(例えば80.5円ぐらいから円買いの主体が現れ始めて、80円ぐらいで更に円買いをする人が現れ、79.5円ぐらいになってまた新規に円を買う人が現れ、更に円高になっていくと円を買う人は減っていくというような具合)にはなると思われます。
ここから先は想像でしかありませんが、恐らくこのベンダーに流れていた80円バリアオプション以外にも、似たようオプションはあったのではないかと思います。79円や78円というところにもバリアはあったのかもしれませんが、それが例えばこの80円バリアオプションでストップが引っかかり、他のバリアオプションにも影響を与えたという可能性は否めません。
76.25円もの円高をつけるような、異常な相場は、主には流動性が低く、「板がない」状態で成されたものと思われるので、個人投資家の強制決済やバリアオプションのヘッジといったトレードを絶対にしなくてはならない主体によるものと考えます。
さて、最後になりますが、今回のように円買いが起きたときに投機筋投機筋と言われることについて、JPM 債券為替調査部長の佐々木融さんが証券アナリストジャーナルに書いている言葉を引用して締めたいと思います。
日本のメディアでは、円高になるとすぐに「海外投機筋による仕掛け的な円買い」をその背景として使う。実際に為替相場で発生していることを考えると、これほどいい加減、かつ無責任な報道はない。
―中略―
こうしたチャート分析上の重要ポイントを簡単にした抜けしてしまう場合、これは短期の投機筋主導のドル下落ではなく、何らかの理由でドルを売らなければならない主体によるドル売りが理由になっていると考えられる。
以上、「為替相場の正しい見方」 佐々木融 (証券アナリストジャーナル 2011年3月号)より引用。
今後の停電との付き合い方~自主的サマータイム導入へ~
今回の地震はM9.0という歴史的な揺れと大津波による被害、そしてそれによる福島第一原発事故に注目が集まるわけですが、被害についてはなってしまったことであり、今後の救援をどうするかと言うことが課題になっているわけだし、原発についてはメディアや政府が信じられなくても、客観的データがあるわけだから、気になるのならば自分で計算をしてみて各自で判断をすればいいのだとも思ってみたりした。
参考:テレビが嘘つきなので、内部被曝のリスクを無理やり計算してみた
そんなことより、個人的に気になっているのは停電のほうだ。
正直木曜日のように大規模停電が起きるとかいわれたら、仕事にならないし家にいても5時から8時ぐらいに電気を使うのが億劫になる。
とは言っても勉強もしたいし、やることもあったりもする。さてはてどうしようかと思っていたところで、停電について考察をしている記事を見てふと思いついた。
参考: 東京電力の計画停電を考える
参考2:今こそサマータイム導入を!
そうだ。朝方生活にしよう!
現状、節電をこころがける生活になってからは、過剰反応過ぎるかもしれないが5時から8時の時間に電気を使うことがとても億劫になってしまっており、子供も早く(7時から8時の間)に寝かせている。
で、私もそんな時間に寝てしまうわけだけれども、おかげで深夜や早朝3時などに目が覚めたりしてしまって、いかんなとか考えていた。
だけれども、深夜の時間帯ならば電気を使う人は少ないわけだし、むしろ深夜に目覚めてから勉強なり家でやる仕事なりをすればいいんだと考え始めている。
そういえば、こんな本も出ていたな。
まぁ、現実的に仕事が本格的に復帰したらよる7時台に寝る生活とかは無理だろうけれども、朝4時ぐらいに起きる生活にシフトすることは現実的に可能ではないかとも考えていたりする。
今までは夜に取っていた自分の時間が、これからは早朝になるわけだけれども、快適な早朝生活へのシフトに欠かせないのは、コンビニの24時間営業だろうな。
石原さん、そんなお馬鹿なことは言ってないで、早くサマータームの導入を検討して!!
参考:テレビが嘘つきなので、内部被曝のリスクを無理やり計算してみた
そんなことより、個人的に気になっているのは停電のほうだ。
正直木曜日のように大規模停電が起きるとかいわれたら、仕事にならないし家にいても5時から8時ぐらいに電気を使うのが億劫になる。
とは言っても勉強もしたいし、やることもあったりもする。さてはてどうしようかと思っていたところで、停電について考察をしている記事を見てふと思いついた。
参考: 東京電力の計画停電を考える
参考2:今こそサマータイム導入を!
そうだ。朝方生活にしよう!
現状、節電をこころがける生活になってからは、過剰反応過ぎるかもしれないが5時から8時の時間に電気を使うことがとても億劫になってしまっており、子供も早く(7時から8時の間)に寝かせている。
で、私もそんな時間に寝てしまうわけだけれども、おかげで深夜や早朝3時などに目が覚めたりしてしまって、いかんなとか考えていた。
だけれども、深夜の時間帯ならば電気を使う人は少ないわけだし、むしろ深夜に目覚めてから勉強なり家でやる仕事なりをすればいいんだと考え始めている。
そういえば、こんな本も出ていたな。
まぁ、現実的に仕事が本格的に復帰したらよる7時台に寝る生活とかは無理だろうけれども、朝4時ぐらいに起きる生活にシフトすることは現実的に可能ではないかとも考えていたりする。
今までは夜に取っていた自分の時間が、これからは早朝になるわけだけれども、快適な早朝生活へのシフトに欠かせないのは、コンビニの24時間営業だろうな。
石原さん、そんなお馬鹿なことは言ってないで、早くサマータームの導入を検討して!!
15日以降の停電情報等
明日以降の停電情報が東電のHPよりリリースされました。
3月15日(火)の計画停電の実施予定等について http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031414-j.html
グループは変更無しで時間帯が変更されております。
<計画停電の予定地域>
第3グループ 6:20~10:00 の時間帯
第4グループ 9:20~13:00 の時間帯
第5グループ 12:20~16:00 の時間帯
第1グループ 15:20~19:00 の時間帯
第2グループ 18:20~22:00 の時間帯
16日(水)~18日(金)までの予定もホームページに出ております。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110314n.pdf
グループ分けのPDFファイルも14日の15:00に更新されております。
訂正もされておりますので、そちらもあわせて確認してください。
東京都 http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf
神奈川県 http://www.tepco.co.jp/images/kanagawa.pdf
千葉県 http://www.tepco.co.jp/images/chiba.pdf
埼玉県 http://www.tepco.co.jp/images/saitama.pdf
栃木県 http://www.tepco.co.jp/images/tochigi.pdf
茨城県 http://www.tepco.co.jp/images/ibaraki.pdf
群馬県 http://www.tepco.co.jp/images/gunma.pdf
山梨県 http://www.tepco.co.jp/images/yamanashi.pdf
静岡県 http://www.tepco.co.jp/images/numazu.pdf
また、福島第一原発等の原発の処理についてですが、報道での説明もさることながら、下記Twitterアカウントも非常に有用と思いますので是非フォローしてみることを薦めます。
@hayano 東京大学理学部 物理学科長
他にも薦めるべきいる人もいると思いますが、デマを話していたり専門外なのに専門家のふりをして話している輩もいることも事実ではあるので、ここでは取りあえず現状もっとも信頼性が高いだろうと思われるアカウントを一つだけご紹介いたします。
ツイッターになじみのない方のために、有志で作られた、まとめQ&Aもあります。但し、現在はアクセス多数のため見づらい状況が続いています。
原発に関するQ&Aまとめ http://smc-japan.org/?p=1057
取りあえず、14日9時20分に確認をした時点では、福島第1原発について「最悪を想定してもチェルノブイリと同じ状態にはならない」と枝野官房長官は発言をしている様子。海外メディアではメルトダウンメルトダウンとうるさいけれども、状況は最低をつっぱしっているわけではなく、考えうる限りの努力で事態の収拾に向かっているものと思われます。
不安を煽る情報源ではなく、考えうる限り正しいことを話している人の情報を入手できるので、そちらを使うことが望まれます。
3月15日(火)の計画停電の実施予定等について http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031414-j.html
グループは変更無しで時間帯が変更されております。
<計画停電の予定地域>
第3グループ 6:20~10:00 の時間帯
第4グループ 9:20~13:00 の時間帯
第5グループ 12:20~16:00 の時間帯
第1グループ 15:20~19:00 の時間帯
第2グループ 18:20~22:00 の時間帯
16日(水)~18日(金)までの予定もホームページに出ております。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110314n.pdf
グループ分けのPDFファイルも14日の15:00に更新されております。
訂正もされておりますので、そちらもあわせて確認してください。
東京都 http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf
神奈川県 http://www.tepco.co.jp/images/kanagawa.pdf
千葉県 http://www.tepco.co.jp/images/chiba.pdf
埼玉県 http://www.tepco.co.jp/images/saitama.pdf
栃木県 http://www.tepco.co.jp/images/tochigi.pdf
茨城県 http://www.tepco.co.jp/images/ibaraki.pdf
群馬県 http://www.tepco.co.jp/images/gunma.pdf
山梨県 http://www.tepco.co.jp/images/yamanashi.pdf
静岡県 http://www.tepco.co.jp/images/numazu.pdf
また、福島第一原発等の原発の処理についてですが、報道での説明もさることながら、下記Twitterアカウントも非常に有用と思いますので是非フォローしてみることを薦めます。
@hayano 東京大学理学部 物理学科長
他にも薦めるべきいる人もいると思いますが、デマを話していたり専門外なのに専門家のふりをして話している輩もいることも事実ではあるので、ここでは取りあえず現状もっとも信頼性が高いだろうと思われるアカウントを一つだけご紹介いたします。
ツイッターになじみのない方のために、有志で作られた、まとめQ&Aもあります。但し、現在はアクセス多数のため見づらい状況が続いています。
原発に関するQ&Aまとめ http://smc-japan.org/?p=1057
取りあえず、14日9時20分に確認をした時点では、福島第1原発について「最悪を想定してもチェルノブイリと同じ状態にはならない」と枝野官房長官は発言をしている様子。海外メディアではメルトダウンメルトダウンとうるさいけれども、状況は最低をつっぱしっているわけではなく、考えうる限りの努力で事態の収拾に向かっているものと思われます。
不安を煽る情報源ではなく、考えうる限り正しいことを話している人の情報を入手できるので、そちらを使うことが望まれます。
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